抗真菌薬にも副作用はあるのか

抗真菌薬には外用薬と内服薬があり、外用抗真菌の場合にはほとんど副作用はありません。
稀に患部が腫れたり痒みなどが現れる場合があるので、そういった場合にはすぐに使用をやめて医師に相談することが大切です。医者に相談する様子
内服抗真菌薬も副作用の少ない薬です。
しかし、胃や肝臓、腎臓などに病気があったり高血圧や糖尿病などの生活習慣病を発症している人の場合、胃痛や食欲不振、不眠や関節痛などの副作用が現れることがあります。
定期的に血液検査を行い体に異常がないかをチェックしながら服用を続けます。
異常を感じた場合は、服用をやめ、医師に相談する必要があります。

また妊娠している女性やアレルギー体質で今まで他の薬を服用してアレルギー反応が出たことがある人の場合も、副作用が出る可能性があるため服用前に医師にその事を伝えて治療を開始することが大切です。
真菌はカビの一種であらゆるところに存在しています。
真菌に感染して起こる症状でもっとも有名なのが水虫で、なかなか治らないのは真菌が強力な細胞膜に守られているためです。
抗真菌薬はこの細胞膜を構成しているエルゴステロールという物質を破壊したり作らせないようにして真菌を消滅させてしまうので、他の薬では効果のない水虫を治すことができます。

水虫は皮膚に出来ている場合には外用薬で治すことができますが、進行すると体の内部にまで侵入してきます。
そして、免疫力が低下している病気の人や高齢者は肺や腎臓、脳まで感染することがあり、肺炎のように発熱や呼吸困難などの症状が出てくる場合もあるため早めに治療をすることが大切です。
また、菌を全て消滅させないと再び増殖してしまうので、抗真菌薬は服用回数や使用方法をしっかり守って使う必要があります。