喫煙すると水虫になりやすい?どう治療する?

長年、喫煙しているという方も多いのではないでしょうか?
健康面などから禁煙意識が高まっていますが、実は水虫対策にも禁煙は有効と言われています。

タバコを吸うとニコチンによって、毛細血管が収縮を起こして血流の流れが悪くなります。煙草を吸う女性
血行が悪化すると肌の新陳代謝も落ちる一方です。
肌再生が遅くなり、結果水虫が治り難くなるのです。
ある大学の実験データでは、長年喫煙している方の場合、水虫になりやすくまた治療をしても治りにくい傾向にあるという事が分かりました。

水虫を予防、また完治させるには喫煙をやめる事がおすすめです。
ただ、禁煙したからといって水虫は治りません。
皮膚の角質層に白癬菌という、カビの1種が感染する事によって水虫となります。
白癬菌は菌糸という、植物の根のようなものを張り、角質層に侵入するのです。
角質層に1度取りついてしまった白癬菌は、禁煙したりアルコールで消毒しても除菌できません。

水虫を発症してしまったら、抗真菌薬で治療するしかないのです。
皮膚科では抗真菌成分を配合した、外用薬で水虫治療を行うケースが一般的です。
抗真菌成分は白癬菌を初めとする真菌の、細胞膜を破壊する作用があります。
また、壊すだけでなく再合成を抑制するので、除菌の効果を得られる点が特徴です。
最近の外用薬は角質層に抗真菌成分が、長く留まるよう作られているので、1日1回のケアでも十分に白癬菌を除菌できます。

ただ、治療には長い期間が必要です。
症状が治まっても角質層にはまだ白癬菌が潜んでいる為、すぐに水虫は完治しないのです。
治療にかかる期間は症状によって変わりますが、平均して約3カ月から半年程度の期間、外用薬を塗り続ける事によって完治するケースが多いと言われています。